今ではメジャーな「焼肉屋」の歴史

幅広い世代から支持を得ている焼肉は、現代では様々なお店で楽しむことができます。こちらでは、焼肉の歴史についてご紹介いたします。

終戦直後に販売された「焼き鳥」

日本の食肉文化は昔からあったとされていますが、度重なる禁止令によって多くの方に普及することはありませんでした。禁止令が解除された後も臭いのキツさから、消費量はあまり伸びなかったそうです。

時が経ち昭和になった頃、終戦直後の当時は牛肉や豚肉が禁制品となっていたため、現代で当たり前のように食べている牛肉や豚肉を食べる機会もありませんでした。そんな時、今まで処分されていた内臓肉を鶏ではないことを承知の上で、「焼き鳥」としてヤミ市で販売してみると評判が良く、栄養食として食べられるようになりました。これは後のホルモンという内臓を食べる習慣に繋がります。

日本で初めての焼肉屋

現代の焼肉屋は、大阪にある「道楽園」と東京にある「明月館」がルーツとなっています。どちらも在日韓国人が開店したお店で、現在でも道楽園や明月館のお店は残っています。元々、焼肉といえばタレをつけないで食べることが一般的でしたが、道楽園と明月館によってタレにつけて食べる文化が広まり、現代のスタイルが確立されたのです。

徐々に普及し始める焼肉屋

当時の焼肉は煙を取り除くものが無かったため、煙の中で臭いを気にしながら焼肉を食べていました。そんな中、名古屋に所在している株式会社シンポが、無煙ロースターの開発を成功に収めます。その成功が、スーツを着用していたサラリーマンや、洋服への臭い移りが気になる女性を焼肉屋に足を運ばすきっかけになりました。また、ソウルオリンピックの影響に伴い、韓国料理や焼肉屋のブームが訪れるようになり、その人気は徐々に広まり、そして現代へと至ります。

京都市で焼肉の魅力に触れたいとお考えの際は、中京区に所在している炭火焼肉王へお越しください。炭火焼肉王では、国産黒毛和牛など、こだわりの和牛を取り扱っていて、肉の魅力を引き出すために切り方にも工夫しております。カルビやホルモンといった定番メニューから、豚ネックや豚トロなど様々なメニューをご用意しているため、色々な部位を楽しみたいという際にもぜひご利用ください。中京区で素材である和牛からタレにまでこだわった焼肉屋をお探しであれば、ぜひ炭火焼肉王へ。